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CATEGORY | Simple.からのお知らせ
POST | 2020.08.31
つわりを和らげる方法
Simple.のキムシン先生こと木村慎吾です。
本日のブログのテーマは「悪阻(つわり)」。
そんな「つわり」で現在悩んでいる方が
少しでも軽減できる方法があればと思い、今日はブログを書きます。
皆さまのお役に立てますように。
つわりとは?
妊娠初期におこる食欲不振や吐き気、嘔吐などの消化器症状のこと。
全妊婦の50~70%に起こると言われています。
ちなみに、つわりの有無と胎児の状態は関係はありません。
つわりの原因は?
多くの妊婦さんが経験しますが、はっきりとした原因は未だ解明されていません。
現在の有力な説として「ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)」というホルモンが
嘔吐中枢を刺激することによって起こると言われています。
つわりの時期は?
早い人では妊娠5週ごろから、妊娠8~10週にピークを迎え、
妊娠12~16週にかけて徐々に落ち着いていく方が多いようです。
これは上記したようにヒト絨毛性ゴナドトロピンの分泌量が関係している可能性があります。
つわりの症状は?
“なんとなく気持ち悪い”
“胃がムカムカする”
といった消化器系の違和感を感じることから始まり、
全身倦怠感や頭痛、眠気、唾液量の増加などの症状があります。
また、食欲不振や脱水などにより、妊娠前の体重と比較して5%以上減少した場合、または尿の中にケトン体が検出された場合、「妊娠悪阻」と診断され、入院治療が必要な場合があります。
つわりの種類は?
➀食べづわり
お腹が空くと気持ち悪くなるなど、何か食べていないと辛くなってしまう。
何か口にすると嘘のように楽になるケースも。
②においづわり
ごはんの炊けたにおいや料理中のにおい、中には旦那のにおいを嗅ぐと
気持ち悪くなってしまう方も。
③吐きづわり
特に何もしていなくても気持ち悪くなる。
食欲はあるのに、食べたら吐いてしまう。
ずっと胃がムカムカしていて、水も飲めない人も。
④眠りづわり
しっかり睡眠を取ったにもかかわらず、1日中眠気が襲ってくる。
妊娠中に「つわり」について産婦人科の先生に相談された方は少なくないと思います。
しかし、ほとんどの場合「基本的につわりの治療法はない。」という回答のようです。
整体的観点からつわりを和らげる方法というと、「ツボ」になります。
試してみる価値はあると思いますので、参考にしてみてください。
内関(ないかん)
~見つけ方~
➀拳をつくり、2本のスジ(腱)が出るように手首を曲げます。
②手首の横シワから指3本分の位置が内関です。
③手首をリラックスさせた状態で、30~60秒上下に刺激します。
※軽くツーンとした刺激があります。
こんな商品もあるみたいです↓
スウェーデンやイギリスでは、内関へのツボ押しバンド着用の効用について研究報告されています。
三陰交(さんいんこう)
~見つけ方~
➀内くるぶしの上に4本指を添えます
②人差し指のラインで骨のすぐ後ろ側(アキレス腱側)が三陰交です。
③親指で30~60秒上下に刺激します。
※押すとズーンとした鈍い痛みがありと思います。
裏内庭(うらないてい)
~見つけ方~
➀足の人差し指を足裏方向に曲げます。
②指先が足裏についたところが裏内庭です。
③拳をつくり、人差し指(親指または中指でも可)を突き出して、30~60秒上下にやや強めに刺激します。
※グリグリするように刺激してください。
少しでも皆さんのお役に立てますように。
では、明日もSimple.にいきましょう!