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CATEGORY | 整体師 木村慎吾のブログ
POST | 2019.07.08
痩せる油と太る油
Simple.のキムシン先生こと木村慎吾です。
みなさんは「油」と聞くと、太るイメージがありませんか?
実は、一部の油はダイエットの味方をしてくれるんです。
先日、産後骨盤矯正のIさんと「痩せる油」のお話になり、今日はその太る油について皆さんにシェアさせて頂きますね。
※「痩せる油」と「太る油」と表現しますが、〇〇を摂取すれば痩せるとか△△を摂取すると太るという意味ではないということをご理解ください。実際は、油(脂質)だけではなくトータルバランスがとても大事です。
“油=太る”というイメージは1グラム9キロカロリーというカロリーにとらわれていからでしょう。
※ちなみに糖質1グラム4キロカロリー、たんぱく質1グラム4キロカロリーです。
油(脂質)は人間の体にとって必要不可欠な存在です。
油は体のエネルギー源だけではなく、ホルモンの構成材料となったり、人間の最小単位である細胞を包む膜(これがダイエットにとってとても重要!)を構成したり、ビタミンを吸収する働きをしてくれたりと、とても重要な働きをしてくれます。
私が食事をアドバイスするときに、「カロリーは気にしないでね」と伝えています。
なぜ、カロリーを気にしなくていいのか?
それはそもそもカロリーという単位は石炭を燃焼する際に使う単位なので、人間にとっては無意味な数値だと私は考えています。
詳しいことは後日ブログで書きますね。
是非皆さんは「痩せる油」を積極的に摂って頂き、「太る油」をなるべく控えてくださいね。
まず、太る油は3つあります。
①トランス脂肪酸
②飽和脂肪酸
③オメガ6脂肪酸(リノール酸)
です。
①トランス脂肪酸
トランス脂肪酸。なんとなく聞いたことがある人もいると思います。
マーガリンやファットスプレッド(マーガリンとほぼ同じです)、ショートニング(スナック菓子や菓子パンに入っています)が3大トランス脂肪酸です。
これらの油は自然界にはない人工的に作られた油です。
欧米では使用禁止になったり、規制がかかったりと危険が潜んでいる油なのです。
このトランス脂肪酸はなるべく口にしないことをおススメします。
・ファーストフード(特にポテトフライ)
・スナック菓子
・マーガリン
・菓子パン
・カップ麺
などに使用されています。時間が経ってもサクサクしていたり、フワフワしっとりしているものには要注意です。
痩せる云々というより、健康被害をもたらします。
定期的に食べている人は今すぐ食生活を見直しましょう。
②飽和脂肪酸
次に飽和脂肪酸。常温で塊になっている油といったほうがわかりやすいと思います。
・肉の脂身
・ラード
・バター
・ココナッツオイル
・パーム油
がこれにあたります。
私たちの体脂肪もこの飽和脂肪酸にあたりますが、この飽和脂肪酸は少なすぎても糖尿病や心筋梗塞などの生活習慣病のリスクが高くなりますので、ある程度は必要になります。
ちなみに、私は肉の脂身は避け、バターは摂るようにしています。
ココナッツオイルは苦手なので使っていません…
③オメガ6脂肪酸(リノール酸)
続いて、オメガ6脂肪酸。
スーパーなどに行くと、「オメガ6脂肪酸不使用」などと書かれた商品も最近見かけるようになりました。
オメガ6脂肪酸はサラダ油や加工された食品に多く含まれており、通常の食生活では過剰摂取となりやすいのです。
体内で合成できないため、体にとって必要な油でもありますが、摂りすぎることで、アトピーや花粉症などアレルギー体質の原因になるとも言われています。
少し長くなってしまったので、「痩せる油」については次回のブログで、お伝えしていきますね。
では、今日もSimple.にいきましょう!