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CATEGORY | 整体師 木村慎吾のブログ
POST | 2019.07.12
愛される母親になる方法は1つだけ
Simple.のキムシン先生こと木村慎吾です。
皆さんは吉本隆明さんという詩人をご存じでしょうか?
その吉本さんは「愛される母親になる方法は1つしかない」と言っています。
女性が自分の創造した料理の味に家族のメンバーを馴致させることが出来たら、
その女性は家族を支配できるに違いない。
支配という言葉が穏当でなければ、家族のメンバーから慕われ、
死んだ後でも懐かしがられるに違いないと言いかえても良い。
それ以外の方法では、どんな才色兼備でも、高給取りでも、
社会的地位が高くても、優しい性格の持ち主でも、
女性が家族から慕われることはまず絶対にないと思ってもよい。
つまり、日々の食生活が愛される母親になるたった1つの方法だということを言っているのです。
忙しさのあまり今日はコンビニ弁当でいいや。スーパーの総菜でいいや。
なんていうのを何回も何年も繰り返していると、
絶対に嫌いになることがない自分の子どもたちに
嫌われてしまうということが起きてしまうと言っているのではないかと私は思います。
私が言うのもナンセンスかもしれませんが、
しっかりと栄養のある食事を1つずつ母(父)の手で作ってあげることが
子どもたちの為であり、お母さん(お父さん)達自身の為にもなるのではないかと思います。
前回のブログでも書いたように、
トランス脂肪酸のたくさん含まれたものを子どもたちに
たくさん食べさせることが本当に子どもたちの為になるのでしょうか?
このブログを読んで、ご自身のダイエットだけでなく、
自分の子どもたちの未来を考えてくれることになれれば幸いです。
さて、Simple.にご来店された方には、良い油は積極的に摂ってくださいとお伝えしています。
それは、油を控えても痩せないからです。
油=太るという固定観念はかなり強烈で、カロリーにとらわれているからだと前回のブログでも書きました。
実際に、太る原因や痩せない原因は糖質の摂りすぎです。
痩せる油(良い油)はいくら摂っても害はありませんし、太りません。
なんとなく、過剰に摂った油は太るイメージがあると思いますが、
体脂肪になるのは過剰な糖であって、油ではないことを皆さんに理解していただきたいです。
人間の体は37兆2000億個もの細胞からできています。
この細胞を包む細胞膜から栄養や酸素を取り込んで、ゴミを排出します。
ちなみに、これが本当の「代謝」です。
汗をよくかくことが「代謝が良い」ということではないですからね。
細胞の1つひとつの働きが良いことを新陳代謝が良いと言います。
この細胞膜はみなさんの食べた油からできています。
悪い油を摂れば、細胞膜は硬くなり代謝が悪くなりますし、
良い油を摂れば、細胞膜は柔らかくなり代謝が良くなります。
前回のブログから痩せる油と太る油と書いたのは、この細胞膜の働きの良し悪しがダイエットの鍵だと私は思っています。
施術中にダイエットの話をしていると、皆さんは「疲れると甘いものを食べたくなる」とよく言います。
もちろんこの疲れやすさは、睡眠不足や肉体的な疲労なども関係しています。
この疲れからくる甘いものを食べたい欲求ですが、
甘いものなどの糖質は即効性がある一方で、体への吸収がとても速い分、
すぐになくなってしまい、また甘いものを欲するという糖質中毒状態になっています。
脂肪のエネルギーは糖に比べれば即効性はありませんが、
持続性があり、疲れにくくなります。
さらに、満腹感が持続するするので、「お腹が空かない」状態が続き、
栄養のない余分なものを食べなくなるのです。
前置きが大分長くなってしまいましたが、
本題の痩せる油(良い油)について書いていきますね。
油はできるだけ加熱しない生の油を摂りましょう。
特に摂って頂きたいものは、「オメガ3脂肪酸」です。
・亜麻仁油(フラックスオイル)
・えごま油
・しそ油
です。
他にも
・エクストラバージンオリーブオイル
・ココナッツオイル
・ゴマ油(本物の)
※本物とは、ラベルに書いてある原材料名にゴマ油のみ記載されたものです。
もっと欲を言えば「コールドプレス製法(低温圧搾)」と書かれたものにしてください。
これらの油は熱に弱く、加熱すると太る油(悪い油)に変化してしまうためです。
加熱するなら、
・ラード
・バター
・ココナッツオイル
が適しています。
ただし、摂りすぎには注意が必要です。
効率よくダイエットするためには、良質の油を摂ることが大切です。
皆さんもご自身の体のためにも、愛される母親になるためにも、是非試してみませんか?
では、今日もSimple.にいきましょう!