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CATEGORY | 保育士 田原一希のブログ
POST | 2021.05.17
離乳食食べてほしいな~
こんにちは!保育士の田原です☆
私が保育園で働いていた時に0.1歳児クラスを担任しました。
6人中4人が離乳食を食べるクラスで、月齢も様々だったので初期、中期、後期と離乳食の形状もバラバラでした。
食事が終わると床は食べこぼしがたくさん💦
床にへばりついていてなかなか取れないうどんやおかゆと戦っていました(笑)
ひとりひとりの離乳食の進み具合を見ながらの食事はとても大変で、それを3食しているお母さんたちはすごいなぁと感じていました。
離乳食を作ってくださる先生がお休みで、私が離乳食を作るという日がありました。
お出汁を取って、柔らかさを調節しながら野菜を茹でて、それぞれに合った大きさにカットして、と三人分のバラバラ離乳食を作るということはとっても大変でした。
やっとこできた離乳食。
食べてくれるかな?とドキドキしながら口へ運ぶと大きな口でパクっと食べてくれました。二口目も「ちょうだい!」と大きな口を開けて待っています。
三人とも完食✨とっっっっても嬉しかったことを覚えています!
その反面、お母さん達の「ご飯食べてくれないんです」「ポイってされちゃって」という言葉の切なさをより痛感しました。
栄養を考えて一生懸命作ったご飯を食べてもらえないのは何とも言えない気持ちになりますよね、
保育園でも食べてくれないことは良くありました。そこで、離乳食の先生と相談して実践してみた対策をご紹介します!
~初期~
・飲み込みやすいよう、出来る限りすりつぶす(舌触りで拒否する子もいました)
・ミルクと同じ人肌程度の温度かどうかチェック
~中期~
・大きすぎないよう小さくカット
・舌ですりつぶせる柔らかさに(豆腐くらい)
・とろみをつける
・子どものペースに合わせて口に運ぶ(もぐもぐごっくし、口の中がなくなったことを確認してから)
~後期~
・掴み食べが出来るよう大きめの食材を一緒に用意(茹でた野菜スティック、スティックパン、おにぎり等)
・自分で食べられるよう援助する(自分で食べたいという意思を尊重し見守る。床に新聞紙などを敷き大人のイライラポイントを減らす)
・歯茎で噛める柔らかさ(バナナくらい)
これらのポイントに気を付けながら離乳食を進めていきました。
保育園でも離乳食を食べたくない子がいました。
そんな子はお母さんと相談をし、無理に進めようとせずミルクも飲みながらその子のペースに合わせることを大切にしました。
離乳食は食事の第一歩。そこを無理に進めようとしてしまうと食べることの楽しさを感じることが出来なくなってしまいます。
せっかく作ったものを食べてもらえないとイライラしてしまったり落ち込んでしまうこともあるとは思いますがその子、その子のペースに合わせて進めていくことが大切だと思います!
同じ月齢のお友達と比べてしまわず、無理なく進めてみてください😊
それでは、今日もSimpleに行きましょう!!